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貿易実務検定B級 合格体験記


神戸大阪通関貿易教育研究社の貿易実務講座受講生で合格された方の体験記を掲載中です。

今後の学習や講座の受講等の参考にしてください。

令和5年12月受験 貿易実務検定 B級合格
N.Mさんの合格体験記  40代女性  大阪狭山市
(貿易実務検定B級受験対策講座)
                                              



私の合格体験記


現在、私はメーカーの海外事業部で営業の方々のフォローと
製品の輸出業務をしています。
今の会社で初めて貿易に携わる業務についたわけではなく、
大学を卒業してから最初に勤めた小さな会社で
L/Cで求められる必要書類を確認する程度のお手伝いをしていた際、
未知の世界に足を踏み入れた気分で貿易実務に興味を抱きました。
その後その仕事からは離れ貿易とは全く関係のない会社に勤務したりしましたが、
やはり一度踏み込んだ貿易実務の仕事に就きたいと思い
メーカーでの海外営業事務を経て今の会社に就きました。

きちんと勉強したことはなかったのですが
コロナの影響で会社の休業日が増えたので、
この機会に試しにC級を受験してみようと思い、
20年前に買った貿易実務ハンドブックと
ネットで調べるなどして少しだけ勉強して挑んだところ一発で合格しました。

ならば次はB級にチャレンジと思い、
続けて挑戦しましたが、
あまり勉強していなかったこともありとても難しく感じられ不合格でした。

ここ数年、査定評価の目標の一つに
「貿易実務B級合格」と記入していたので
上司との面談の際に毎回どうなっているのかを聞かれ、
「受けていません」と答えれば
「受けないと評価を上げることはできません」と言われるのが悔しく、
次の面談時までには絶対に合格しようと思い
令和5年12月か令和6年3月で必ず合格すると決心しました。

平日夕方からは家族の習い事の送迎や家事があり、
独学だと家族の都合によって自分の時間が流されがちなので
きちんと時間を決めて勉強するために
通学かオンラインでの講座がないかとネットで探していたところ
こちらの講座を見つけ、
問い合わせたところ丁寧に説明していただき
オンライン受講の申し込みをすることにしました。

誰かに何かを教えてもらうということが久しぶりなので
申し込んでから講座が始まるまでワクワクしていました。

「宿題があるみたいだし、当てられたりもするみたいだし、
きちんとついていけるかな・・・」と不安を抱きながらスタートしましたが、
斎藤先生の説明はわかりやすく、
今まで疑問に思っていた事がわかったり、
点と点が繋がって「なるほど!」と思う事も多く
いつのまにか不安はなくなっていました。

授業は次々と進んでいくのでホワイトボードを書き写すのに必死でしたが、
斎藤先生の話すことを聞き逃してはならない
という思いで集中して聞いていました。

毎週の宿題のプリント、
問題集を授業までに終わらせることが精一杯でしたので、
不意に先生に質問されると即答できなかったり、
質問しようにも何を質問したらいいのかもわからない状態が続いていましたが、
宿題と別で問題集を何度か解いていくうちに
なんとなく自分が理解していない部分がわかり
先生に説明して頂いたり、
他の受講生の方々の質問への答えを一緒になって聞いたりして
理解を深めていていくことができました。

講座が終わってから試験までの残り2週間は
宿題プリントは職場で休み時間に見て、
家では家事を早く終わらせて毎日夜遅くまで問題集を解いていました。

特に3日前からは家事はろくにせず、
可能な限り勉強時間にあてて
前日には貿易実務の問題はほぼ全問正解にまで仕上げることができたので、
あとはマーケティング次第で合格が見えるかも希望を持って試験に挑みました。

試験では回答時間に制限があるので
早めに回答して見直しの時間を取れるようにすることを意識しながら受けましたが、
ほぼ全問正解まで仕上げた貿易実務でつまずきを感じたのが尾を引き、
得意な英語で普段ならしないミスの連発、
マーケティングはもともとあまり勉強していなかったので
点数を取れるわけはなく、
自己採点の結果は何度計算しても209点でした。

あと一点という悔しさと悲しさで
3月受験のためにまた問題集を時々解きながら過ごし、
合格発表の日は再チャレンジの申し込み方法を確認するために
サイトを見に行くと
「合格」と表示されているので
「あれ? おかしいな」と。
「C級と間違えて見たのかな」と
もう一度見直すとやはりB級のところに「合格」とあり、
その時の喜びは忘れられません。

ギリギリで合格となったことは反省ですし、
まだまだ勉強不足な部分もあるので引き続き勉強して、
できればA級にもチャレンジしてみたいと考えています。 

まだまだ学び足りませんが
20年前に足を踏み入れた貿易実務の業務で
やっとそれなりの知識があると評価を得られる資格試験に合格でき
今後の励みになりました。
仕事でも、輸出に関しては
営業の方々にアドバイスをするなど役立てて行けそうです。

齋藤先生、
不思議とポイントが耳に残る楽しい授業をどうもありがとうございました。
引き続き通関士講座でもよろしくお願い致します。




☆神戸大阪通関貿易教育研究社からのコメント☆

N.Mさん、合格おめでとうございました。丁寧に授業の復習をしてこちらのアドバイス通りに問題集の学習を進める方であればほぼ100%合格されるB級試験なので、N.Mさんについては全く心配もしておらず、余裕で合格できるものと思っておりましたが、予想外の苦戦とのこと。そのことを最初にお聞きした時には驚きましたが、結果は受かっていて本当に良かったです。試験では油断することが一番の敵ですね。私も何度も経験がありますが、試験ではもう大丈夫と思ったときに必ず落とし穴がありますので、最後の最後まで気を緩めてはいけないということを改めて感じました。今回は会社の査定などを意識してしまったがためにミスが発生したのかなと思ったりはしましたが、まあ合格は合格です。ミスをしてもしっかりと合格されることが大事なので本当に良かったと思います。通関士試験はこの数倍は難しいですが、N.Mさんなら大丈夫だと思います。何年も学習することは大変なので、一発合格目指して引き続き頑張りましょう。このたびは本当におめでとうございまいた。




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